ページ番号1009298 更新日 2022年9月22日
田原市では、実際に「南海トラフ地震臨時情報」が発表された際の防災対応を「田原市南海トラフ地震臨時情報に係る防災対応方針」にとりまとめました。
実際に、南海トラフ地震臨時情報が発表されたときは、この方針に基づき、適切な対応をとることとなります。また、いつ巨大地震が起きるのかは分かりません。日ごろから南海トラフ地震への備えをしっかりとしておきましょう。
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として発生する大規模な地震で、おおむね90年〜150年の間隔で繰り返し発生しており、過去にも大きな被害をもたらしています。また、複数の領域で連動するなど、周期性・連続性があることが知られています。
南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ地震の周期性や連続性を活用したもので、南海トラフ地震の発生の可能性が高まった場合に、気象庁から発表される情報です。
臨時情報発表後の防災対応を行いやすくするため、「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」のようにキーワードを付して発表されます。情報の種類や発表条件は次のとおりです。
キーワード | 発表条件 |
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調査中 |
観測された異常な現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査が開始された場合、又は調査を継続している場合 |
巨大地震警戒 | 南海トラフ沿いの想定震源域内で、M8.0以上の地震が発生したと評価された場合 |
巨大地震注意 | 南海トラフ沿いの想定震源域内で、M7.0以上8.0未満の地震や通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価された場合等 |
調査終了 | 巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにも当てはまらない現象と評価された場合 |
気象庁から、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたときは、南海トラフ巨大地震の発生が切迫している状況です。慌てず、落ち着いて防災対応を速やかにとってください。
市は事前避難対象地域にお住まいの方に対し、避難情報(避難指示・高齢者等避難)を発令し、臨時情報発表後1週間の避難を呼びかけますので、避難をしてください。
避難先 | 津波災害警戒区域の外の親類宅・知人宅に避難してください。それが難しい方は、市が開設する避難所に避難してください。 |
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避難の際の留意事項 | 避難生活に必要な食料や日用品等は、避難をされる方ご自身で用意をしてください。 |
避難先での注意事項 | 避難所には職員を派遣しますが、基本的な避難所運営は避難される方ご自身で行っていただきますので、積極的な避難所運営への参加をお願いします。 |
臨時情報発表後2週間は、日頃からの地震への備えを再確認していただくとともに、できる限り安全な行動をとっていただき、巨大地震の発生に備えましょう。
臨時情報発表後1週間は、日頃からの地震への備えを再確認していただくとともに、できる限り安全な行動をとっていただき、巨大地震の発生に備えましょう。
日頃からの地震への備えの再確認の例 | できるだけ安全な防災行動の例 |
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事前避難対象地域にある学校や保育園などは1週間の休校・休園が基本となります。詳しくは「田原市南海トラフ地震臨時情報に係る防災対応方針」をご覧ください。
田原市では、南海トラフ巨大地震が発生してから、60分以内に30センチメートル以上の浸水が生じる地域を「事前避難対象地域」としました(12地区)。
事前避難対象地域は、津波の到達予想時間など地域の実情にあわせて、全住民が避難対象となる「住民事前避難対象地域」(6地区)と、避難に時間のかかる高齢者等を避難対象とした「高齢者等事前避難対象地域」(6地区)に分けています。
各地区の津波到達予想時間と到達予想範囲は、下記の地区名をクリックすることで確認できます。
日本語版
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電話:0531-23-3548 ファクス:0531-23-0180
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