ページ番号1001031 更新日 2023年12月28日
アルゼンチンアリの防除対策として、3つの方法を説明します。
食べ物は密封容器や冷蔵庫などに入れて保管しましょう。
ビニールシート、ベニヤ板、カーペット等を直接地面に置かないようにしましょう。また、植木鉢、プランター、ブロックなどは立て掛けるか、台の上に置くようにしましょう。
アルゼンチンアリの侵入路や巣になっている家の壁の隙間やコンクリートのヒビ割れなどを、シーリング剤などで塞ぎましょう。
家の周りの木のせん定や草刈りを行い、アリを近づけないようにしましょう。また、せん定した木や草は、アリが巣を作る原因とならないよう、すぐに処分しましょう。
下記4タイプの殺虫剤は、単独でも効果を発揮しますが、それぞれを組み合わせ、状況に応じて使用することにより、より大きな効果を発揮します。
(注)殺虫剤をご利用の際は、使用上の注意をよくお読みください。
アリ同士で体を舐めあう習性(グルーミング)を利用した殺虫方法です。
殺虫剤に触れたアリから、グルーミングによりほかのアリに次々に殺虫成分が伝わり、巣の中に潜んだアリまで連鎖的に作用し、2〜3日で巣全体に効果が行きわたります。巣全体を駆除するときに効果的です。
この殺虫剤を使用する場合は、アリの巣や行列に直接散布してください。
家の壁の隙間やコンクリートのヒビ割れなどに潜んだアリや巣の駆除に効果があります。
使用するときは、必ずノズルを取り付けて、隙間にしっかり差し込んで、奥深くまで十分に吹き付けましょう。
この殺虫剤は、アリの行列に吹き付けてもその場限りになるので、あまり効果が期待できません。アリの行列を追いかけて、巣の場所を確認してから、ノズルを使って直接巣に吹き付けましょう。
建物へ侵入して来るアリを阻止するときに効果的です。
この殺虫剤を散布するときは、建物の壁際へ10センチメートル程度の幅で帯状・山盛りになるようにしてください。隙間なく、建物にバリケードを張るようなイメージで、殺虫剤を一周取り囲むように散布しましょう。
殺虫剤が雨に流されたり、風に飛ばされたりしたときは、すぐに十分な量の殺虫剤を補充し、アリの侵入路を作らないようにします。建物を殺虫剤で取り囲んだ状態を保つようにしましょう。
アリがエサを巣に持ち帰り、仲間に分け与える習慣を利用した殺虫剤です。
殺虫成分を含ませたエサを巣に持ち帰り仲間に分け与えることで、巣全体に作用します。巣を丸ごと駆除したいときに効果的です。巣の入り口や行列付近に2〜3メートル間隔で十分な数を設置しましょう。
なお、行列の上に直接置いたり、行列に触れたりするなど、アリを刺激しないように注意しましょう。誤って刺激すると、アリ同士で警戒信号をやりとりして、殺虫剤に近づかなくなり、効果がなくなってしまいます。
アルゼンチンアリの生息範囲にお住まいの皆さんは、アルゼンチンアリの生息範囲を広げないため次のようなときに注意してください。もしアルゼンチンアリが見つかった場合には、殺虫剤などで死滅させ、生きたままアルゼンチンアリを移動させないようにしましょう。
アルゼンチンアリは、植木鉢の中などに巣を作ることがあります。植木鉢などを人にあげたりするときは、その中にアルゼンチンアリいないことを確認しましょう。
屋外に放置してある物や伐採した庭木などにアルゼンチンアリがいることがあります。捨てる前には、必ず確認しましょう。
住宅の建替えなどで建物を解体するときは、解体業者さんにお願いし、アルゼンチンアリがいないことを確認してもらいましょう。
(注)アルゼンチンアリの移動方法は歩行に限られますが、アルゼンチンアリは、働きアリだけでなく、女王アリも働きアリのように歩き回ります。
市民環境部環境政策課 環境政策係
電話:0531-23-3541
ファクス:0531-23-1832
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